2006-01-27から1日間の記事一覧

いまごろになって2005年の10冊を考え中。 出来事は04年の以降のいきあたりばったりが結実した年だった。 ・17年暮らした部屋から引越し ・スピード違反で捕まる、そして免停 ・サーフィンを始める ついでにマイボード・ウェアまで購入 ・親父入院と手術 ・出…

『カポネ』

映画「アンタッチャブル」とはまるで違うエリオット・ネスのキャラクターが良い。功名心と上昇志向の強いあんちゃんが、アル・カポネに惹かれながら利用してのしあがって行く後半のパートが面白い。

『チューイング・ボーン』

これは、はずれ。設定の一部だけが面白いけど、文章は下手だし、展開もテーマもありきたりだ。第一ホラーじゃない。

『砂漠』

伊坂には期待しているぶんだけ、凡庸だと感じた。西山のキャラは伊坂らしくて良い味だけれど、ピエロの兄弟や成瀬や響野には、遠く及ばない。サンボマスターのまんま生き写しのキャラじゃだめだろ。 ただし他の作者の青春小説に比べたら遙かに良作だ。

『パンツを脱いだサル』

栗慎あいかわらず。脳梗塞で倒れた時にはもうだめかと思った。スピード感が薄れたが、書き殴っていく文体は健在。論じられる内容は決してオリジナルrの目新しさは無いが、きっちりと落とし前をつける男心に満足だ。

『神はサイコロをふらない』

どうなんだろうな?作者のブログは、偏屈で好きだけれど、この作品とうまく繋がらない。

『博士の愛した数式』 小川 洋子

「戦国自衛隊1549」

「バタフライエフェクト」

「感染」

「姑獲鳥の夏」

「アイランド」