2010-05-08から1日間の記事一覧

「インスタント沼」 ★★★☆

「第9地区」 ★★★★★

最高だ!ヨハネスブルグの上空に故障した巨大宇宙船。エビ顔の感情移入のしづらい高知性を持ちながらゲスな行動をする宇宙人。およそ主人公らしくない小役人が、調子にのって地獄のどん底に落とされ、哀愁で観客の感情移入を誘いながらも、最後まで利己的で…

「チェイサー」 ★★★☆

熱い。冷静なカメラと、肉体で表現する走りや、怒り、行動の演技が迫ってくる。説明や内面をセリフで極力語らず、スクリーンで提示する事だけで世界に引き摺り込む演出が映画的快楽。

柳屋喬太郎 諜報部員メリー、井戸の茶碗

面白いね。「この落語家を聴け!」を読んで以降、落語に興味津々だったけれど、なかなか喬太郎の落語を観る(聴く)機会がなっただけに赤坂BLIZライブの放送で、喬太郎の代表作2つが聞けたのは嬉しい。

「ちりとてちん」

久々の朝のテレビ小説。第一週から面白いったらない。泣けて笑えてほろっとさせる。見逃していたのが悔しい。次の放送が待ち遠しいドラマも久しぶり。

「バトルシップ・ギャラクティカ シーズン4」 ★★★★★

まだ終わってないんだけどね。本当に面白い。後残り10話。ここまで来て、どうなるの?気になってしょうがない。

「木下部長と僕」 ★★★

単純な世界で、ザ・吉本なキャスティングが鼻白む事も多かったが、緩い空気と進行が観ていて心地良かった。恋やら人生やらを語らずに、脱力したままの空気をブラウン管で楽しむのもドラマの楽しみ方の一つだなと思わせる。「時効警察」フォロードラマのよう…

「蛇のひと」 ★★★★

第二回WOWOWシナリオ大賞受賞作。スポンサー縛りや事務所縛りでキャスティングが自由にできない地上波民放局では実現できない、質の高いドラマ。人の悪意と善意の狭間の物語。白黒付けられない人の状態をステレオタイプに陥らず、微妙なタッチで描ききってい…