「 入らずの森 」 本 宇佐美まこと 読書メーター

入らずの森 (祥伝社文庫) 作者: 宇佐美まこと 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2012/03/14 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る ホラーと銘打たれているが、読後の印象はなぜか爽やか。中学三年生の少年少女たちの行動が強く印象に残…

「 夫のちんぽが入らない」 本 こだま 読書メーター

夫のちんぽが入らない 作者: こだま 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2017/01/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (16件) を見る どうして人は、常識や固定概念にとらわれてしまうんだろう?無自覚に自分の正義は善だと平気で言えるんだろう?昨今は…

「 ずうのめ人形」 本 澤村伊智 読書メーター

ずうのめ人形 作者: 澤村伊智 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2016/07/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る 一つの小さな都市伝説を巡る、ミステリーホラー。小説・映画「リング」で描かれた、感染し拡大していく恐怖の構造…

「足跡姫」 舞台 NODA MAP 例えその身は滅んでも

池袋芸術劇場。 前回の「逆鱗」とは異なり、往年の多層な解釈と大仕掛けなドンデンの展開ではなく、ある意味ストレートな舞台だった。 亡くなってしまった勘三郎へのオマージュと言うだけあって、彼への想いや歌舞伎、演じる事への野田秀樹ならではの想いを…

「ラ・ラ・ランド」 映画 ♪そうだったら良いのにな〜♪

嫌いじゃないし、主人公たちの切なさと希望は胸に響いたけど、どこかノリきれない。 でも、不思議でチャーミングな映画だった。 同じ監督なら、「狂気」に取り憑かれた男二人の対峙を描いた「セッション」の方が好きだ。対して、この映画はハリウッドでの成…

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第一章 嚆矢篇」 映画 二度もだぞ〜!!

本予告60秒 「無限に広がる大宇宙…」 オープニングのナレーションから、一瞬でハートと視線を鷲掴みされ、あっと言う間の45分だった。 冒頭12分。 「ガンダム オリジン」とは違い、のっけから全部盛りでガンガン詰め込んでくる。 冷静に鑑賞なんてできないし…

「 出版禁止」 本 長江俊和 読書メーター

出版禁止 (新潮文庫) 作者: 長江俊和 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/03/01 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 出版禁止になってしまったある心中の真相を追ったルポルタージュ。そこに書かれていた心中の真相らしきもの。隠されていた猟奇…

「アイ アム ア ヒーロー」 映画 襲う阿呆に、撃つ阿呆

死者を火葬で葬り、神による許しを持つ宗教に根付いた死生観や幸福観を信条の一部としていない日本人には、ゾンビは難しい。 根源の怖さが、肌感として実感できないから。 と思ってたが、ゲーム「バイオハザード」や「ウォーキング・デッド」を経た今、ショ…

「ユージニア」 本 恩田 陸 読書メーター

ユージニア (角川文庫) 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2013/07/09 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 「わたしのユージニア」発さられたこの言葉。込められた意味、読み取った意思、おきた出来事、刻まれたリグレ…

「スイングガールズ」 映画 イグね、イグね

今ではすっかり中堅の上野樹里や貫地谷しほりたちの初々しさにニンマリしながら、バンドを始めるってテーマに最後までワクワクさせられっぱなしだった。 無為に日々を過ごしてた女子交際たちが、ひょんな事から楽器をはじめて、ビックバンドとしてホールの観…

「 殺人犯はそこにいる」 本 清水潔 読書メーター

殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2) 作者: 清水潔 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/05/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (11件) を見る 誰もが読むべき一冊。書店員の熱い推薦のメッセージに包まれたタイトルだけが明らかな文庫Xの企画に感…

「皆、シンデレラがやりたい。」 舞台・根本宗子作、演出 下北沢本多劇場 こじらせアラフォー女に魅せられて

シンデレラって、なるもんじゃなくて、やるもんだったんだな。恐るべしアラフォー女子。 自らの劇団の本公演ではなく、外部プロデュース公演。 根本宗子が劇団☆新感線の高田聖子、大人計画の猫背椿、ナイロン100°Cの新谷真弓の三大看板女優を迎えて、アラフ…

「鍵師ギドウ」 本 大門剛明 読書メーター

鍵師ギドウ (実業之日本社文庫) 作者: 大門剛明 出版社/メーカー: 実業之日本社 発売日: 2017/02/03 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 難攻不落の錠前を解錠したのは誰だ?物理的な鍵だけでなく、人の心の閉ざされた部分も同時に解いていく天才鍵…

「残夢の骸 満州国演義九」 本 船戸与一 読書メーター

残夢の骸 満州国演義九 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/07/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 満州国興亡。読後に残ったのは、深い虚無と寂寥だ。敷島四兄弟と間垣が象徴する誰もが、歴史の流れには逆…

「虐殺器官」 映画 英語しゃべれなくて良かった〜

Project Itohの大トリ、ついに公開。 傑作。大傑作。 制作会社自己破産の危機を乗り越えて、良く公開までこぎつけてくれた! 経緯につては、こちら。 この作品が日の目をみなかったら、大きな損出になるところだった。 大傑作とは言ったが、誰にでも薦められ…

「南冥の雫 満州国演義八」 本 船戸与一 読書メーター

南冥の雫 満州国演義八 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/06/26 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 歴史を弄ばす、満州国の興亡を通して昭和前半の日本を描いてきた作者の目は、常に冷徹で客観的だった。し…

「雷の波濤 満州国演義七」 読書メーター

雷の波濤 満州国演義七 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/05/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る ナチス・ドイツの電撃的進行、満ソ緊張と泥沼化が続く支那事変。皇軍南進から太平洋戦争勃発。全ての国に…

「ルパン三世 カリオストロの城 4DX版」 この完璧な映画を超える作品を、俺は未だ知らない

38年ぶりにスクリーンで鑑賞。 あらすじは、要らないよね。 アバンタイトルのカジノ襲撃から、オープニングを経て、クラリス奪回までの流れの完璧な事!!緩急メリハリの効いた構成、静寂と騒音のカット割の完璧さ!ワクワクしてしんみりして手に汗握るこの…

「横浜SF」 読書メーター

横浜駅SF (カドカワBOOKS) 作者: 柞刈湯葉,田中達之 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/12/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 延々と工事が続く横浜駅から、無限増殖する姿が完成形だと言うアイデアを得て、本州が増殖する横浜駅…

「大地の牙 満州国演義六」 読書メーター

大地の牙 満州国演義六 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/02/27 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る シリーズ全体の主役、歴史が大きくうねり、敷島四兄弟がそれぞれ変節していく巻。圧倒的な流れに対して、…

「ザ・コンサルタント」 なぜ君は、そんなに面倒臭い生活を選ぶんだい

あらすじ:田舎町でしがない会計士をしている高機能自閉症の主人公クリフの、もう一つの顔は、マフィヤや裏の組織の会計を引き受け100%の命中率を誇る凄腕の殺し屋だった。そんな彼のもとにロボティクス大企業から財務調査依頼が舞い込んだ。 ベン・アフレッ…

「SPY/スパイ」 おばさん、世界を股にかける。

www.youtube.com 有能なスパイのオペレータとしてCIAで内勤していたおばちゃんが、パートナーの復讐のために現場に出て活躍するスパイコメディ。 劇場で見逃したの失敗した!!と鑑賞中思ってたら、DVDスルー扱いだった。 何やってんだ、日本の配給会社は?…

「黄金のアデーレ」 チャーミングなお婆ちゃんに恋してしまう?

www.youtube.com 今年に入ってなぜだかナチス関連の映画が続いた。「帰ってきたヒットラー」「ミケランジェロ・プロジェクト」でこの「黄金のアデーレ」だ。 読んでる本も船戸与一の『満州国演義シリーズ』でファシズム関連の作品が重なっている。別に意図し…

「帰ってきたヒトラー」 ギャプに笑い、まっすぐな情熱に惹かれ、正気と狂気の一線を見失うー。

あらすじ:ドイツ陥落とともに自殺したはずのヒトラーが、突如現代に蘇った。周囲は本物だとは気付かず、完璧な物真似芸人だとテレビで一躍人気者になっていく。記事の見出しは、公式サイトからのコピー。映画のコアを表現している良いコピーだ。 怖い映画だ…

「灰塵の暦: 満州国演義五 」(新潮文庫) 読書メーター

灰塵の暦: 満州国演義五 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/01/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 唯一心を許せる友を失った次郎の喪失感が、心に染みる。物語は、盧溝橋事件から南京占領へと日支全面戦争…

「NEREV/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」 もっともっとと、調子に乗ってるのは楽しいんだけどさ。

www.youtube.com 高校卒業を間近に控えたニューヨーク傍の島に住む女子高生が、ひょんなきっかけでネットの匿名動画投稿サイトで開催されるゲームに参加したところ‥ と言うようなあらすじ。 本当は美大に行きたいと、母子家庭の母には言えず、つるんで居る女…

「ミケランジェロ・プロジェクト」 俺たち特攻チーム!アメリカが世界の芸術救ってやるぜ

あらすじ:第二次世界大戦末期、ナチスが略奪し秘匿した多数の芸術品を探しだし奪取するために、米軍に設立された学者や専門家たちの特別チームが活躍する。 ナチスに略奪された芸術品と言う点が「黄金のアデーレ」と似ているが、映画としてのテイストはまる…

「ドント・ブリーズ」 神も仏もあるものか

「ドント・プリーズ」だとずっと勘違いしてた。 ホラーと紹介している人もいるが、恐怖映画と呼びたい。 始終恐怖感が半端なかったし、登場人物のうち主要な一人の人生の背景に心理的な恐怖を感じた。 ストーリーはとてもシンプルだ。 適当な逃げ道を準備し…

「ネオン・デーモン」 無機質で低体温な女は好きですか?

強烈な印象を残す映画だった。 N.Wレフン監督でしか創れない、個性の塊。間違いなく映画の快楽に満ちた作品だ。それも一級品の。 東海岸のファッションモデル業界での、裏の世界のドロドロ、みたいなあらすじは、どこかの映画サイトで確認してほしい。 この…

「炎の回廊: 満州国演義四 」(新潮文庫) 読書メーター

炎の回廊: 満州国演義四 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/12/23 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 二・二六事件や利権の鍔迫り合いなど内地での政変が、満州に更なる激流を産んでいく巻。「天皇は日本人が…

「群狼の舞: 満州国演義三 」(新潮文庫) 読書メーター

群狼の舞: 満州国演義三 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/09/27 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 『国家を創りあげるのは男の最高の浪漫だ』の台詞に全てが表われている一巻。浪漫は人を熱くさせ、狂わせ…

「事変の夜: 満州国演義二 」(新潮文庫) 読書メーター

事変の夜: 満州国演義二 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/08/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 満州事変から満洲建国へと時代の大きな流れの中で翻弄されていく四兄弟。官吏として関東軍の動きに翻弄さ…

「風の払暁 満州国演義一 」(新潮文庫) 読書メーター

風の払暁 満州国演義一 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/07/29 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る 満洲建国前の日本。当時の空気感や恐慌の重い閉塞感などが物語の背後から滲み出ていた。今の常識で、過去…

「ロボジー」★☆

単純明快。ただただニヤニヤ笑っていられる映画。 適材適所の役者が、予想通りの役割で演技をしていることに安心しながら、この緩い感じも時には良いなとぼんやりと思った。

「DRIVE」★★★★

静かな男が、唐突に露にする暴力。映画全体を象徴するような、駐車場へ向かうエレベータ内のシーンに魅せられた。 一瞬前に唇を通し触合い気持ちを伝えたはずながらも、主人公と女性との間に流れる埋まることのない隔たりの空気。断ち切りように閉じるエレベ…

「ヴァルハラ・ライジング」★★★★

北欧神話をベースにし、ヴァイキングの世界を背景にしたスタイリッシュで凶暴な暴力と戦士の再生の物語。 ほとんど台詞のない冒頭10分あまりのシーンで完全に俺のハートは鷲掴みされ、観念的な世界観が展開する終盤まで一挙に映画の世界に魅せられた。 全身…

「アルゴ」★★★★

「誘拐ラプソディー」★★★

「TIME タイム」★★

「素敵な金縛り」★★

「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」★☆

 「スマグラー」 ★

 「ヘッドハンター」 ★★★☆

予想を斜め上で、裏切っていくスピード感に溢れた傑作。 映画内リアルを徹底し、鑑賞中一瞬も飽きさせない。 しかも、男誰もが持つコンプレックスと憧れか根底にながれ、気がつけば共感させられてる手際の良い演出。 ハリウッドとも手触りの違う、隠れた名作…

 「愛 アムール」 ★★★

夫婦の終の姿を、生々しくそのままの形で目の前に静かに示して見せる。 目を逃せられなくて、隣に座る相手の事を考えざるを得なくて、自分の老いを直視せざるを得なくて、とてもストレートに迫ってくる映画だった。 ストーリやシュチエーションに目新しいも…

「ハンガーゲーム」☆

「トータルリコール」(2011) ★

「鍵泥棒のメソッド」 ★★

「ワイルド7」 ★

オープニングのバイクの登場シーンだけは格好良いい。それだけの映画。 なんだあの敵。七人もちっとまワイルドじゃねえし。猥雑さとワイルドさがないなんて、ワイルド7の映画じゃねぇだろ。

「ストロベリーナイト インビジブルレイン」★★★☆

好きなんだよ、姫川と姫川班が。 小説はあまり印象に残っていないけど、テレビドラマの竹内結子が物語と世界にとても強い印象を与えていて、観てる間ずっと幸せな気分だった。 秘められた悪意とか闇って言うには、ちょっと薄っぺらい作りだけれど、チーム、…

「ザ・タウン」★★★

被害者とやがて心を交わし、恋に落ちる男。希望のない街や人々の中で厭んでいた生活からの脱出を望む男。 アクションカットでの緊張感と迫力を伝える演出と人を描くときの細やかな演出のバランスが心地よく、鑑賞中とても良い映画に触れていると感じさせるが…