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フランシス・フォード・コッポラの息子が撮ったおしゃれさんムービー。かと思ったらナイーブな青春映画。60代テイストと60年代から見た近未来キッチュを取り込んだ、映画青年の悩める恋と自我ってところ。ナイーブさには辟易としてる俺には、うざったい。センシティブである事には感情移入できるけれど、この俺は繊細って男は苦手だ。甘ちゃんな自己言及風オナニー映画には用はない。映画監督が映画マンを主役にすえる時には、ある種の覚悟と意地を持ってもらいたい。
劇中映画「ドラゴンフライ」の主役ドラゴンフライを演じる女優は美しい。彼女だけ見てるぶんには満足。まんまドラゴンフライ撮ってくれれば良いのに。