「牡丹と薔薇」

「よくも撲ったわね、召使いの分際で。パパにだってママにだって一度も撲たれた事なんかないのに。よくも、よくも」
「いつでも撲ってあげるわよ。あなたのそのねじ曲がった根性をたたき直すためならね」
「何様だと思ってるのよ、馬鹿者が」
「前のあなたに引き戻すわ。中学生の頃の清らかで素直だったあなたに」
「戻せるわけないだろ」
最高!