「噂の真相」

ついに休刊。よただろうが、左だろうが、スキャンダリズムだろうが、全てをひっくるめてこういうスタンスのジャーナルは絶対に必要だと思う。
第四の権力としてのマスコミ。幻想の力でも良いし、勘違いのイエロージャーナリズムと良識ある大人から指摘されてもかまわない。硬い芯と意志を持って進んでいくジャーナリズムの方が、クラブ取材と視聴率、ワイドショーニュースしか垂れ流せない主流のマスコミよりずっと必要だ。よたや嘘、偏向した情報だって、それを見抜く目、相対化して取り込む力さえあれば、余裕で愉しめる。惜しいよ。鹿砦社の「スキャンダル大戦争」では物足りないし、今のサイゾウの薄い方向じゃ喰い足りない。