週末、一年以上ぶりの後輩とイタリアンとワイン。外資のPRマン、いやPRウーマン。田町と言う渋い場所のひっそりしたイタリアンで楽しい時間だった。
待ち合わせに現れた彼女の姿を見るだけで、しっかりと仕事をしてきたんだなと分かる。
後輩ではなく、仕事のパートナーだと紹介されてもプロジェクトを任せる事になんの躊躇なくいられそうで、安心した。
食事中は、最近始めたと言うサルサの話で盛り上がる。良いな。俺もサルサを習いたいなと馬鹿で単純な感想を述べると、笑われた。口惜しいのでタンゴ、それもアルゼンチーノのエロエロな奴を習得してやると宣言してやった。「セント・オブ・ウーマン」のアル・パチーノが踊るタンゴは、最高だ。ああ言うセクシーな男になるためなら何でもやるぜ。ダンスのワンシーンだけに登場した夢の香りの女性こそ、男の永遠の憧れの存在だ。