Musical BatonまたはMusic Baton

なんだか流行ってるなーと思いながらも、音楽に対してはいっこうに言葉を持たないし、ブログ界隈には知り合いの少ない俺には縁がないなと思っていた、バトンが光栄な事に、同時に二人から回ってきた。

どちらも気になる魅力的な女性で、本当に光栄に思う。どうもありがとうございます。意外とこういう参加型のイベント好きです。たまたまだけれど、それぞれの別のIDに同じ日にご指名を受けたのだけれど、別々に書く理由も無いので、今日はどちらの日記も同じ内容です。


・Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

869+959=1.828mb

普段使いのノートと、CD-R焼き用に使っているデスクのMac2台分の合計。ノートはほとんどDLファイルで、デスクはドライブ用のCD-Rのためのデータ。一部だぶりがあるけれどほぼ独立した内容。ipod shaffle買ったけど、最近では仕事中の雑音遮断用にしか使っていないし、PC関係で音楽を聴くって事がほとんどないな。

・ Song playing right now (今聞いている曲)

ながら族なんだけど、音楽聴きながらPCを使って言う習慣があまりない。小説やシナリオ書いている時だけは音楽かけながらなのでBGMもあるけれど、こうやって普通に書いている時は、テレビを流しっぱなし。なので今聴いている曲は、たまたまバラエティー番組のBGMに流れていたシルビー・バルタンの「あなたのとりこ」。

・ The last CD I bought (最後に買ったCD)

レコード屋にはこの数年ちっとも行っていない。CDはもっぱら曲単位でDLするか、Amazon。おかげで雑食にさらに磨きがかかってる。

Aubade 「Lecons de Tango」
Aubade: Lecons De Tango
フランスの下着メーカーが企画したタンゴのトリュビュート盤。
ジャケットの写真のイメージどおりの隠微な空気が濃厚なタンゴ。深夜独りのドライブでは今でも良く聴く。

Ryota Komatsu 「THE BEST」
タンゴ繋がりで、アコーディオンバンドネオンの心地良いアルバムを探していて購入。まあこんなもんでしょ。響くモノはあまりないけど、時々聴く。

Kenny Dorham 「AFRO-CUBAN」
アフロ・キューバン
これは大当たりだった。アフロなジャズと言うキーワードで購入。1曲目のAFRODISIA、2曲目のLOTUS FLOWERは、ドライブ中のヘビーローテ。次の質問の答えにも加えたいくらいの1枚。

Elis 「dois na bossa」
Dois Na Bossa Vol 3 W/J Rodrig
ラテンな後輩から教えて貰ったELISのクラブライブ盤。クラブと言っても今時のクラブではなく60年代のクラブ。コットンクラブみたいな場所。ノイズまじりの空気も含めて質感が良い感じ。

サンボマスター 「サンボマスターは君に語りかける」
サンボマスターは君に語りかける (期間限定価格盤)
とにかく、周囲がべた褒めだったのと、好きなエレカシに近い男の子ロックと言う事で買った。良かった。「あなたが人を裏切るなら僕は誰かを殺してしまったさ」は、気付けば口ずさんでいる必殺のフレーズ。



・Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

で一番問題の質問。

俺は音楽に関しては頭が固いので、どうしても「物語」を求めてしまう。歌詞だけじゃなくて、曲の構成や運びに関してまでなので、分かり易い曲か、歌詞に共感できる邦楽が中心になってしまう。音楽を感じてストレートに躰が反応し快楽を感じる事がほとんどない。なので、この5曲は、本当に恥ずかしい。音楽好きのあなた、大目にみてください。

と言う言い訳はさておき、どうであれ音楽を聴く時の俺のポイントは、痺れるかどうかだ。歌詞でも、楽器でも、音量でも、パワーでも構わない。脳か身をまかせてどこかに痺れるコードがあれば、それがお気に入りの曲だ。次の 5曲はそれぞれ理由は違うけれど、俺が痺れたものばかりです。

・Vanessa-Mae 「THE VIOLIN PLAYER」

The Violin Player..

The Violin Player..

バイオリンの弦が張りつめて音色をあげる瞬間に痺れる。弦楽器はもともと好きだけれど、このベネッセ・メイのアルバムはどの曲も痺れる。このアルバムは、世界中あらゆる場所に一緒に行った。ヨーロッパ、アジア、シベリア・・どこに向かう飛行機の中でもこのアルバムばかり聴いていたような気がする。5曲目10曲目の震える弦の調べを聴くと、その時の事をいつでも思い出す。

・クレイジー・ケン・バンド 長者町ブルース
クレイジーケンバンド・ベスト Oldies but Goodies(通常盤)
横山剣の声に俺は弱い。彼の唄うどの曲も彼の声にやられてしまうけれど、この曲と「タイガー・アンド・ドラゴン」は最高だ。胡散臭さ艷っぽさ、男臭さと照れと開き直り、そして唄うのが好きだと言う想い、全部が一緒になって脳に飛び込んでくる。昼のドライブは、この曲を独りどなりながら歌いまくっている。外から見たらかなりやばい。でもカーステレオから流れるケンさんの歌声との競演は、痺れる気持ちよさ意外の何物でもない。

Los Van Van -Lleque Lleque ジェゲ・ジェゲ・俺様の登場だ- 「LOS VAN VAN 1974」

1974

1974

村上龍レーベルのキューバ音楽。サルサって言うの?良く知らないし分からない。SM嗜好で、プレイの時にBGMとして流しても良いかなとと思って購入したけれど、単純にリズムの心地よさに痺れた、ベースの音も完全に聞き取れない俺だけれど、この曲の打楽器(名前は知らない)が刻むリズムには細胞が痺れる。ビートは早くないけれど、なぜかスピードを感じる。

村下孝蔵 -初恋-
初恋?浅き夢みし
で、この曲が俺の女々しさの象徴。歌詞が響くんだ。もう二十年近くも前の事なのに、夕焼けのグラウンドを走る彼女の姿と、告白して振られた高校にあった並木道をいつでも思い出す。この恋心はいつまでも消えない。だからこの曲はいつだって好きで思い入れのある曲だ。

タモリ -狂い咲きフライデイナイト-
これは理由があるようでない、1曲。なんだか無意識にいつも口ずさんでいる。桑田が作詞作曲で、基本的に和風ジャズなわけで、タモリのトランペットが中途半端なんだけれど、どうしても頭から離れない。
「誰彼と泣きつく相手をきどったようじゃ、意味深な恋なんぞはできないそうな」
「女のようにされるままのNight and Day」
ってまさに桑田言葉が曲調にマッチして、別の意味深なものに感じる。これだけは理由不明の痺れ感。


・Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
と言う事で、書ききるのにかなり時間がかかった。
バトンの仕組みを最初に読んだ時には、ネズミ講じゃんと思ったし、不幸の手紙・チェーンレターだって感想にも納得した。だから万が一これが来たら無視しようと思っていたが、意外と楽しかったのでびっくりした。
それでも回していただいたid:automate_tomoさんとHINO(http://blog.livedoor.jp/ruka3_46/)さんには申し訳ないのですが、5人に渡すのは俺でストップさせていただきます。
どうしても不幸の手紙のあの頃の気分を思い出すと、簡単に人に渡す事ができません。
ただし、一人だけ、どんな曲を書くかすごく興味のある人がいますので、本人に了解を取った上でその一人にだけバトンを回します。これは単純に俺の興味です。バトンの先には興味が無いので中途半端な対応ですみません。その先でまたバトンがどうなるかは、保証しません。無理して次ぎにつながなくても良いですよ、って事でバレバレwaleska(http://blog.livedoor.jp/waleska/)の桐澤チキン(ヴァレスカ・ダ・クイーカ)さん、よろしく。