「恋の門」

クドカンは関係していないのに、クドカンっぽい。と言うか、大人計画だからか？どうでも良いけど。
コスプレ女子と自称芸術家のアートな男子の恋。オタクと言うかマニアと言うか、マイナーな趣味な男女の恋を、歌い上げるサブカルっぽい映画かと思っていたら、まるで違っていた。
これはストレートはボーイミーツガールなラブストーリーじゃないか。今風なガジェットと演出が施されているが、出会い、恋に落ち、悩み、障害を乗り越え、恋が成就する。小道具と小技もクスクスと楽しいし、酒井若菜は最高だし、松田龍平のちょろさも良い。ついでに言えば監督のくせに美味しい役を演じる松尾スズキも良い。名前忘れたけど、常連のアーティストの女優も60ぽいエロさで嬉しい。俺も貴女と朝までしたい！
今時の小道具を楽しみながら、ストレートに熱い少年の恋の行方を笑いながら楽しむ良質なラブストーリーだ。コミケやらコスプレやらの世界については語る必要はないでしょ。映画の中でもどうみても小道具、設定なだけだもの。