『神様のくれた指』

出所後まもないスリー古いスタイルを守り通している本物のスリと、赤坂の路地裏で占いを営む中世的な青年占い師の出会いと別れ。読んでいる間は心地良い小説だ。きめ細やかなな描写は、読んでいて心地良い。がそれだけかもしれない。ボーイ・ミーツ・ボーイな小説なので、そっち系萠えなのかもしれない。描写やキャラの設定にかぎりなくそんな匂いがする。作者の意図がそうだったら、俺にはどうでも良いや。興味無い。青小説の佳作って所でしょうか。