「新幹線大爆破」

1977年東映のオールスター大活劇。宇津井健高倉健の男の戦いが熱い。特撮のレベルや演技の質は時代遅れだけれど、三人の負け犬逹が体勢の象徴、当時の最先端技術の結晶新幹線を人質にテロを行う物語は今でも新鮮だ。
アメリカンニューシネマのようなエンディングはご愛嬌だけど、エンターテインメントの王道の手に汗握るサスペンスと、当時の特撮を駆使した見せ場を充分に堪能して欲しい。