『東京島』 桐野夏生

無人島、複数の男に女一人。
想像してた展開とは異なる、醜い人の本質的な行動を描ききった。読後感の心地よい一冊。
女の嫌な部分を、女性として隠さず描く姿に共感する。
バイブの本質ってのは、恐れと性と想像力が産む妄想的弱さなんだよな。