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「ゴールデン・スランバー」★★★★+0.5★

伊坂の原作から伝わってきた何かを、ちゃんと映画に翻訳して表現していた。
設定はもちろん小説と同じ(一部割愛された設定はあるけど)だから台詞やハンコなど印象的なアイテムは同じ。その上で、本を読んだ時に心に響いてきたものを、演出と役者の力で、映像としてきっちりと届ける事ができていたのは嬉しかった。単純に焼き直しするだけでは、何も届かないダイジェストになってしまう。伊藤四郎だから映像としてリアルでさらに違う力を持てたし、竹内優子の演技があったから響くものがあった。
原作有映画の良い答え、丁寧に原作に向き合って娯楽映画として制作する姿勢が気持ち良く、鑑賞中ずっと幸福な気分を味わえたよ。
少し長いけど、ぜひ原作を読んだ人こそ観て欲しい。