2003-12-28から1日間の記事一覧

飲み納め

昨日が外での飲み納めだったわけで、夕方から飲めるのは幸せだな〜。 マーローの言葉に従って口開けのバーでは磨き上げられたカウンターを眺めながらギムレットを煽る。バーテンの技ってのはある意味の思い切りの良さとキレなんだと思ってるんだけど、ここの…

「さよなら銀河鉄道999」

やっと観終わった。酷い。ガキの頃には全然気にしなかったっていうか気が付かなかったんだけど、この映画は酷すぎる。作画は前作にくらべてもかなりレベルがあがっている印象があるけれど時々ちゃち以下の落書きめいたパースもサイズもレイアウトも最低なカ…

『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野昌吾

このミスも文春も含めて今年のベストミステリーと評価されている作品。面白かった。詳細の感想を書くだけですでにネタばれになるので細かな事はかけないが、全体でひとつの大きな騙しだという事前情報を得ていても、それでも騙された。こういう事かよ。そう…

『悪魔を憐れむ歌』 蓮見圭一

埼玉愛犬家連続殺人事件のノンフィクション。 フィクションだろと思うくらいにぐいぐいと話に引き込まれる。主犯の関根ではなく、彼に従うしかなかった従犯の視点で話しが構成されている。取材者の視点ではなくあくまでも従犯の視点で語られる話はやはりどう…

「ほしのこえ」

今更の感想だけど、この作品を個人で作成したってのは、凄い。もろに庵野の影響を受けていてどこかで観た事のある画や演出だったりするが、そんな事を超えてこの作品の構成は凄いの一言につきる。プロだとかアマチュアだとかは関係ない、物語の作りの秀逸さ…