2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

松尾スズキのズルズル日記 ドブロクの唄 

http://matsuo-chan.at.webry.info/ 松尾スズキのブログが、悲しすぎる。離婚はこたえるさ。ペットのことだって気になる。でもさ、日陰者で、どん底の存在の卑屈さ、卑怯さ、グロさと強さを描いて来たやつが、これじゃ終わりだろ。料理が好きになって、だし…

『 家なき鳥、星をこえる プラネテス』 常盤陽

漫画『プラネテス』の公式外伝。本巻に登場するテロ組織のリーダー、ハキムを主人公にした物語。俺は『プラネテス』の熱心な読者じゃないので、ハキムの事は良く覚えていなかった。そのぶんこの小説は面白く読めた。しっかりとしたリサーチと情報に基づいた…

「ロープ」 NODA・MAP

野田秀樹の2006年の作品、WOWOWを録画して観た。どうしたんだろう、野田秀樹らしくない。あまりに直接的だ。限られた空間では許される暴力が、エスカレートしていき、暴力の連鎖が、暴力を産み、暴力へ恐れがさらなる暴力と暴虐を産む。それは分かる。最後の…

『編集者と言う病い』 見城徹

「大日本人」

「LOVEDEATH」

「13/ザメッティ」

フジテレビ・ヤングシナリオ大賞「今夜は渋谷で6時」

ありがちな展開で、ずば抜けたオリジナリティがあるわけじゃないけど、短時間の尺に気持ちよく物語りをまとめ、登場人物の個性が物語の面白さになっているのは良かった。テレビドラマサイズのシナリオとしては良い出来だと思う。演出も手堅かったし、若い役…

2007年のまとめ

2007年に読んだ本、57冊(上下などは1冊としてカウント)。週1ペースくらいだね。もうちょっと読んだつもりだったけど、仕事の量とのバランスでいうとこんなもんかな。映画は計34本で、映画館には9回しか行けてない。これは残念。2007年は週1くらいで映画館…

「ドブの輝き」 大人計画

宮藤官九郎台本の公演と松尾スズキ台本の公演との2本だて公演。間に映像作品が入る得する3本だての公演。と言っても間の映像作品はどうでも良かった。宮藤のパートは、法廷のみで進む、不具合を持つ者たちの情念演歌を巡る法廷劇で、松尾スズキのパートは、…

「ブレードランナー ファイナルカット」

バルト9の劇場最終日に、仕事放り出して19時の回に飛び込んだら、最終回まで全て満席だと鑑賞できなかった。スクリーンで鑑賞できなかったのが残念でならない。20年近く前、劇場で初めて目にした衝撃を、再体験したかった。 と言う訳で、家の簡易ホームシア…

「ルパン三世 カリオストロの城」

ユナイテッド・シネマではなぜか東京公開が無く、悔しくて久しぶりにDVDで鑑賞。某所で、男のハーレクインロマンスと、ぴったりな命名をされ、納得。 何回見直しても頭からお尻まで徹底的に活劇で、動きで魅せるアニメ映画だ。冒頭からの約30分、一連の流れ…

「椿三十郎」

一生懸命なのは良くわかる。オリジナルシナリオを使用するという縛りの志も買う。でも惜しい。優等生が全力で過去の傑作を再現しようとしている痛々しい姿が透けて見えてしまう。シナリオの変更をしなくても、そのオリジナルシナリオで、オリジナルな椿三十…

「魍魎の匣」

京極堂シリーズでは、『魍魎の匣』はあまり好きではない。『 絡新婦の理』『鉄鼠の檻』がシリーズ中ベストだと思っている。だからこの映画にはそれほど思い入れを抱かずに鑑賞することができた。 「姑獲鳥の夏」よりも数段面白くまとまっていたと思う。物語…

「Swing Girls」

「ラスト・キング・オブ・スコットランド」

「どろろ」

新年あけまして、おめでとうございます。 新年早々良い感じが続いています。 今年もよろしくお願いします。