2003-12-01から1ヶ月間の記事一覧
蜷川演出に興味があったのに未観だった。原作は主人公の切なさが胸に残る佳作だった。映画版はジャニーズの二宮、つんくの松浦と言うある意味王道のアイドル映画のようなキャスティングで、そこがまた興味ある所だった。あえてアイドル二人を主演に据える事…
韓国製スーパーアクションムービー。バカ炸裂。何も感がえる事なく観られる映画だ。ストーリーなんてあって無いも同然。架空の学校、温厚な校長とナンバーワンが策略にはまり失脚している間に秘伝の書を巡って繰り広げられるバトル、そこに強力な悪の教師陣…
まさか彼らが優勝するとは。今回のネタの中では笑い飯の一本目とフットボールアワーの二本目が面白かった。そういう意味では順当な優勝だってことだけど、それでもねフットボールは俺の中ではダークホースだな、あのぼけの喋りはけっして一般的じゃないと思…
今FMから流れていたのがジェットストリームだと気が付いた。城達也が死んで、終了したものとばかり思っていたけど、伊武雅刀で続いていたとは。新鮮だし、深く重量感のある幽かに胡散臭い声はどこか城さんと繋がっていて、嬉しいな。
古代に眠りに入ったドラゴン逹が、現代のロンドンでの事故をきっかけに目覚め、世界を破滅寸前までおいやっている世界。生き残った人間たちとドラゴンとの闘い。ストーリーはそれだけだ。これ以上何もいらない。”怪獣映画”の王道のストーリーじゃないか。嬉…
文句なしのおバカ映画だ。監督のMcGは確信的に前作以上のバカ映画を目指したのは間違いない。ストーリーなんてどうでも良いと良く言ってる人がいるけれど、今回のストーリーは実はけっこうたいせつで、ドリュー・バリモアがこのまま三人でエンジェルを続けら…
B級最高。予告編観て異常に気になっていた。クリスチャン・ベール主演でそれ以外のキャストはどこのだれだか良く知らない。すでにキャスティングの時点でB級の匂いがする。 ストーリーそのものに驚きは無いんだけれど、この映画は独特のアクションガン=タカ…
昨日が外での飲み納めだったわけで、夕方から飲めるのは幸せだな〜。 マーローの言葉に従って口開けのバーでは磨き上げられたカウンターを眺めながらギムレットを煽る。バーテンの技ってのはある意味の思い切りの良さとキレなんだと思ってるんだけど、ここの…
やっと観終わった。酷い。ガキの頃には全然気にしなかったっていうか気が付かなかったんだけど、この映画は酷すぎる。作画は前作にくらべてもかなりレベルがあがっている印象があるけれど時々ちゃち以下の落書きめいたパースもサイズもレイアウトも最低なカ…
このミスも文春も含めて今年のベストミステリーと評価されている作品。面白かった。詳細の感想を書くだけですでにネタばれになるので細かな事はかけないが、全体でひとつの大きな騙しだという事前情報を得ていても、それでも騙された。こういう事かよ。そう…
埼玉愛犬家連続殺人事件のノンフィクション。 フィクションだろと思うくらいにぐいぐいと話に引き込まれる。主犯の関根ではなく、彼に従うしかなかった従犯の視点で話しが構成されている。取材者の視点ではなくあくまでも従犯の視点で語られる話はやはりどう…
今更の感想だけど、この作品を個人で作成したってのは、凄い。もろに庵野の影響を受けていてどこかで観た事のある画や演出だったりするが、そんな事を超えてこの作品の構成は凄いの一言につきる。プロだとかアマチュアだとかは関係ない、物語の作りの秀逸さ…
あきらかに涙腺が緩くなってる。NHKの「川、いつか海へ」を見ていて、倉本聰のシナリオの回、男の子と女の子が仲良くなるエピソードでうるうるしてしまう。理由はあきらかであの出来事以降もう男女の話にはかなりセンシティブになってる。こうやって純真に照…
NHK BSの特番で放送していたものを見る。HDDレコードは便利だ。 何十年ぶりだろう。改めて面白かった。話の筋やつじつまはかなり破綻しているけれど、それでも通しで見ると、胸の奥が熱くなる。やっぱキャプテン・ハーロックは井上真樹夫でしょ。 トチローも…
久しぶりにぶらぶらした。クリスマスイブ前の休日って事でかなりの人出。井の頭公園を散歩しようとおもったけど、凄い人とカップルがいそうで止めた。 ここのアーケードはいつ復活するんだろう。最初にアーケードが無くなったの見た時に戦後の闇市マーケット…
まあ新本格。端正な謎解き。嵐の山荘をこういう仕掛けで作るってのは、すごい。その才能だけでも評価に値する。 この作家は次の『月の扉』でも凄いシュチエーションを設定してるんだけど、ノベルズじゃない書き下ろしの単行本で勝負して欲しいな。俺が出版社…
人に会う。メールをもらう。どっちが良いとは単純に言えないけど、ここぞと言う時に偶々届いたメールが、すっと心に届く瞬間ってのは、良いなと思う。新しいコミュニケーションの方法の発達も捨てたもんじゃないよなって気になるよ。
島田荘司今だ健在。奇想天外な謎をロジックで解いていく御手洗シリーズの醍醐味はこの作品でも健在だ。 相変わらずの日本論、世界観に関する饒舌ぶりも良い感じ。 この作品中の架空の童話の話は良いね。大掛かりである意味馬鹿っぽくなってしまう可能性を持…
懐かしいね。それだけ。ネットは広いって言葉が新鮮だった頃なんだよな。それだけ。あっ後マトリックスの逆さ文字落ちのタイトルバックはこいつのパクリだったのね。
言うまでもなく知る人は知っている村上龍好きなわけだけれども、それと同じくらい年季の入った丸山昇一好きだったりする。『走れ!タカハシ』の映画化作品って事と、どうも震災に関連した作品だって事前情報はあった。まあ、なんの感想もない映画だ。丸山昇…
普段はこういうの嫌いなんだけど、まあ自意識ちょっとだけ過剰だし、リストチェックしてみました。101.5→102.5。 売れたどうこうとか評価が高いうんぬんよりも、作家重視っぽい結果。中にはこのランキングを参考にして衝動買いした作品もあったりするので、…
キャラクター小説の作り方に続いて読んだ。もう目から鱗の連続。こういうメソッド重視主義の考え方は、すごいの一言につく李。 そして何よりすごいのは、この本の構成そのものが現代文学の批判になっている所。この誰もがすらすらと小説が書けるメソッドで明…
面白い。あえて本格へのアプローチを捨てて、オカルティックな設定を真ん中に置く潔さ。 ハイジャックした機体の中でおこる密室殺人。しかも語り部はハイジャック犯、そして探偵は巻き込まれよりもさらに進歩した「押しつけられ」探偵。 この設定だけでもわ…
やっと観てきた。やっと終わったと言う感じ。もうさんざんいろんな所で関そう言われ尽くしてるけれど、そのほとんどと同じようにつまんなかった。 金はかかってるんだなってのはよく分かる。今時のおたくじゃなくても、普通に日本でメディアに接して生きて来…
ついでに、この本。良書。大塚の本とあわせ今までの”文章読本”系の本にはなかった、具体的で即効的な方法が沢山記されている。 日本のライターが不幸だったのは、こういうメソッドとしてのライティングを教える講座なり、本なりがなかった事なんだよな。『ハ…
今頃読んだ。大塚は意識して、How to本の作者たろうとしてるんだな。ニューアカの最後の世代として彼を捉えるとよく分かる。いたよ、こういう理屈っぽいオタクの走りみたいな奴。自分の事のようだからよく分かる。 良くできた本だ。すでに影響を受けてる。文…
ライトノベルズが大嫌いだ。何故だかしっかりとは把握していなかったけれど、完璧にだめだ。昔からサブカル系は大好きだったし、ジュブナイルだって大人になってからでも好きだ。ソノラマだってスニーカーだってコバルトだって、本棚を調べれば結構出てくる…
誠ちゃん最高!俺の中では、日本史上最強のネオハードボイルド。ドラマはコメディ色のハードボイルド。別物だけれど熱さは繋がっている。 誠のクールになりきれない熱さと、ストレートな想いに熱くなる。 「東口ラーメンライン」一杯のラーメンが文字どおり…
親子三代の物語。骨太だ。父と子の絆。知らない事、知っている事。それでも繋がっていく親子。骨の中に繋がっている絆と思いの熱さに、心が熱くなる。 馬鹿でも良い。こういう親になりたい。男の子が欲しい。
モナリザ HIVだと判明する チビで禿で小太りな男 橋のたもとの娼婦逹のしょば 必死なチビ禿デブ ワタシは密かに共感する 隠し通そうとするチビ禿デブ 自分の事を語るモナリザ モナリザとデブは不義密通の関係 幼なじみ どうせならトランスジェンダーっていう…