2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ブラザーのコンパクトレーザー複合機「DCP-7010」欲しい!」プレゼントキャンペーン 物欲に負けて、応募してみる。俗物だと笑え。 マックとWinの無線ネットワークにくっつけて使用したい。フラットスキャナーはあるけれど、使ってないし、プリンターは邪魔…

『異進化猟域 バグズ』 大濱真対

近未来で異能力者同士が追いつ追われつをする、ハードアクションノベルズだ。 作者の言葉に、物語屋が提供するエンターテイメント小説だとある。帯の評論家も陽性の活劇小説に連なる直球勝負の娯楽小説だとある。 残念ながら、まるで腰砕けで、レベルの低い…

『壬生義士伝』浅田次郎

浅田次郎の噺は、あざといくらいに上手い。巧みな筆運びと構成、言葉で、じんと心根に響く物語に、知らず涙が流れてしまう。 昨年の大河で知った新選組と幕末の世界に、また違った光を投げかけてくれた。実在だけれど、詳細の知られていない南部陸奥の足軽出…

「壬生義士伝」

asin:B00009AUV8:image:small 小説の一部を割愛して、吉村貫一郎と斎藤一、貫一郎と大野次郎衛、との関係を中心に据えている。 佐藤浩一、中井貴一、三宅裕二、山田と主演の俳優たちが良い、日本の俳優もまだまだ底力があると感じさせる。 二時間強の映画と…

「恋の門」

クドカンは関係していないのに、クドカンっぽい。と言うか、大人計画だからか?どうでも良いけど。 コスプレ女子と自称芸術家のアートな男子の恋。オタクと言うかマニアと言うか、マイナーな趣味な男女の恋を、歌い上げるサブカルっぽい映画かと思っていたら…

 ラブ☆バトン

id:sashimi6969さんからご指名を受けたからには、喜んで自分の事をさらけ出してやろうと言う事で、新たなバトンを受け取りました。 automate_tomoさん→さちっこさんって流れの次にくるのが嬉しいね。では、ラブ☆バトン 1、今、恋をしていますか? 今まで生…

「ミリオンダラー・ベイビー」

土曜のお台場シネマージュのレイトショー。スターウォーズの先行レイトショーで賑わっていた。 同じ映画でも、まるで違うモノだ。優劣なんてない。それにしてもイベントムービーとは別世界だ。 浮かれている連中に殺意さえ覚えた。(いつも通りネタばれあり…

 Musical BatonまたはMusic Baton

なんだか流行ってるなーと思いながらも、音楽に対してはいっこうに言葉を持たないし、ブログ界隈には知り合いの少ない俺には縁がないなと思っていた、バトンが光栄な事に、同時に二人から回ってきた。どちらも気になる魅力的な女性で、本当に光栄に思う。ど…

「茶の味」

なんと言って良いものやら。完全にはまったわけでもないし、我修院もすでに定番っぽいし、がつんときたわけでもない。それでも心地よいファミリーコメディ映画だ。 小さなエピソードが積み重なって、ゆったりとしてペースで時間が過ぎて行く。催眠療法士の父…

「スパイダーマン2」

マーベルのロゴがカッコいい。良くも悪くもアメコミで、エンタメの王道。二時間チョイは楽しい。中途半端な人物描写や内面なんて止めれば良いのに。バットマンの苦悩はヒーローの苦悩だけれど、恋と金がヒーローの苦悩にはならんだろ。 お話を深くするための…

素敵な女性とご一緒。最初パンクっぽいかと思っていたが、良い意味で予想を裏切られ、嬉しかった。短い時間だったけれど、とても良い時間をすごす事ができた。 最近のなんとも駆け引きが大変なデートに比べたら、かなり天国の時間だった。今週末の深夜なんて…

「約三十の嘘」

いわゆるオシャレムービーってやつかい?微妙な出演者に、微妙な空気。嫌いじゃないけど、何も伝わらない。前半は良い空気を画で構成しているのに、後半からラストにいたる一本調子と、チームへの熱い思いは退屈だ。 6人の詐欺師チームが久しぶりの仕事を行…

「ターミナル」

前半の1時間と後半の1時間は別の映画?なんともうまく纏まってはいるけれど、なんとも言いようのない映画。空港のセットだけは、本当に凄い。ハリウッド+スピルバーグの力だ。邦画がこの世界と方向で勝つ事はできないよな。その自覚から映画を作るしかない…

「ディープ ブルー」

リュック・ベッソンの「アトランティス」の方が好きだな。

「スタスキー アンド ハッチ」

お馬鹿になりきれない中途半端コメディー。でも好きだ。オリジナルのテレビドラマの大ファンだった俺は、手放しで褒める。良くスタスキー・アンド・ハッチを復活させてくれた。まるで違うテイストだけれど、赤に白のフォードが出てきてスタスキーが運転して…

「コラテラル」

佳作。大作ではないけれど、トム・クルーズの努力と、主人公のドライバーの演技は素敵だ。

「ローレライ」

やっぱり小説が一番。ただビジュアルの力は映画が勝る。CGのクオリティがどうこうなどと言う気はさらさらない。米国の戦艦と伊号との戦闘の迫力は、スクリーンでこそのものだろ。でもパウラが・・・。女優さんは綺麗なんだけどね。映画のダメな所は、演出に…

『太陽の簒奪者』 野尻抱介

『エリ・エリ』 平谷美樹

『タフの箱船 天の果実』 ジョージ・R・R・マーティン

キャラクター造形の勝利。これがSFの楽しさの一つ。小難しくない、センスオブワンダーの世界。SF読まない人にもお奨め。

『タフの箱船 禍つ星』 ジョージ・R・R・マーティン

『接近』 古処誠二

『神様のパズル』 機本伸司

『戦国自衛隊 1549』 福井晴敏

言うまでもないが、半村良のオリジナルとは完全に別なもの。画の寺田克也が良い。彼の画は本当に凄い。あの線は他に変わるモノがない。 福井はいつもの福井で、戦国だろうがどこだろうが、彼が想う気持ちはいつも変わらない。そこが心地良い上に、寺田の画だ…

『君たちに明日はない』 垣根涼介

上手い。突拍子もない設定を一切使わずに、大人の恋愛小説とハードボイルドを書ききっている。年上の女にどうしようもなく惹かれる主人公に、最近の俺はかなり共感。女性のほめ方が心地良い。主人公と女性の脇役の性根の格好良さは、爽快。

『溝鼠 どぶねずみ』 新堂冬樹

最高!善人が一人もでてこないと言う事よりも何よりも、これでもかと登場するキャラクター逹とギトギトした欲望のストレートさ。リアリティは薄いけれど、ノベルズ級のピカレスクミステリーとしては最高峰の一つじゃないか。

『れんげ野原のまんなかで』 森谷明子

ミステリーフロンティアのこの二つは、可もなく不可も無し。ギブソンの藤岡の表現は下手すぎる。

『ギブソン』 藤岡真

『ばくたちの好きな戦争』 小林信彦

『廃用身』 久坂部羊

淡々としてぬめりとした狂気が心地良い。パンチはないけれど、静かな狂気が身に染みる。