2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「牡丹と薔薇」

大展開だ。もうほんと目が離せない。見てないと損だ。あの中学生のぼたんちゃんが、大河内奈々子で、今日登場する加世ちゃんが小沢真珠。愛憎とはこういうものだ。 日々の緊張感は、このドラマの展開を気にしているおかげ。嘘。 昨日のデート嬢初日に、母親…

「早春スケッチブック」

ついに再放送!!!!どれだけ待った事だろう。ドラマだけでなく、映画も小説も含めて俺のオールタイムベスト3にいつでもランク入りの大傑作だ。男。父。親子。生きる。表現する事。家族。年上の女性。全てがここにある。山崎努の存在感と岩下志麻の女優とし…

「JamFilms」

気鋭の若手日本人監督7人が集結した、短編映画オムニバス。 北村龍平、篠原哲雄、飯田穣治、望月六郎、堤幸彦、行定勲、岩井俊二、と監督名を並べるだけでも、最近の邦画の注目株の一部が集結したと言う感じがして、それだけで嬉しいじゃないか。新人監督と…

『竜とわれらの時代』

川端裕人の作品。サントリーミステリー大賞受賞の『夏のロケット』から始まり、『リスクテイカー』『ニコチアナ』『The S.O.U.P.』へと、一作ごとに取り扱い題材を大きく変えてきた作者が、恐竜を題材にして書ききった小説だ。 最新の恐竜研究の考えをぞんぶ…

「ALIVE」

北村龍平の「VIRSUS」に続く第二作目。スカイハイの高橋ツトム原作のマンガの設定を大きく変更し、映画独自の世界を構築している。 復讐と殺意と生きる事の物語だ。 アクションはかなりがんばっていて、タメとスピード、上下左右の立体的な動き、カメラ割り…

『パイド・パイパー』

『渚にて』のネビル・シュートの1940年代の作品。殺人事件も不可思議な謎も一切登場しない、冒険小説。主人公は70歳のイギリス人弁護士。彼が、第二次世界大戦下ドイツ軍のフランス侵攻の危機を逃れるため、南フランスの片田舎からロンドンへと移動するだけ…

俺も芥川賞・直木賞について語る。 直木賞は特にどうと言うこともない。やっと京極夏彦受賞か。最期の可能性だっただけに、おめでたい。まあ受賞しようがしまいが、傑作小説『姑獲鳥の夏』以降の京極堂シリーズの小説としての面白さや、巷説の物語としての面…

『プラトニックセックス』

なんでいまさらなのですが、衛星でやっていたので録ってみた。どうでもいいや。以上。 オダギリジョーはちょっと良い存在感だな。昨今の俳優に顕著な引き出しの少ない感じは否めないけど。

秋頃に慌てて仕上げて応募したアレ、残念な事に落ちていました。年末相棒と飮んでいる時に、さらりと駄目なんじゃないと言われ、本気に傷つき逆恨みの一つもしていたのですが、現実に駄目な事がはっきりすると、なかなか辛いものです。 一つ落ちたら、次へと…

お礼

はてなの仕組みは良くわからないんだけど、どなたか匿名の方からはてなポイントをいただいた。 はてなで、良くあることなのかどうなのか分からないが、正直嬉しい。こういう嬉しい事には、お返ししたいのでが出来る事がよく分からないので、せめてお礼だけで…

「牡丹と薔薇」

ありえないくらいに面白い。展開早すぎ。どこまで行くの?どこまでも!と言うスタッフの説明もうなづける。 まだ主役の二人が出てもいないのに、すでにこの興奮だぜ! 目が離せません。

『グランヴァカンス』

今年は今の所SF当たり年だ。『マルドゥック・スクランブル』とこの作品を続けて読めただけで暫くは幸せだ。 この作品が扱っている残酷で美しい世界は、秀逸だ。 永遠に続く夏の一日。不便さを含めて快適に過ごすための仮想リゾート。照りつける日差しはイメ…

『フィニイ128のひみつ』

わからない。読んでいる間は、展開が早くて、それこそゲームブック読んでるようで面白いんだけど。最初に提示される謎と言うか「フィニイ128のひみつ」と言う言葉に関する謎がまるで解明されないまま終わり、散々広げられる意味深な状況や伏線が整理されずに…

今日の内容は妙に熱さって言葉が多いな。年かね。 修正する気はないけど。メモ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040108-00000002-wir-sci

新選組!

大河ドラマは嫌いだった。今まで通しで見たものは一本もない。NHKに視聴料払わない理由の半分はそのせいだ。残りの半分は高校野球を中継してるから。で毎年年始めには力入れて大河を見ようとするんだけど、30分と見ていられなかった。竹中直人の豊臣秀吉も最…

『マルドゥック・スクランブル』

全三巻。一挙に読破。さすが2003年ベストSF。一気通貫の面白さ。何よりも作者冲方丁の意志がびしびしと伝わってくる。カジノでのポーカーシーンはもちろん、その前のルーレットのシーン。最期の宿敵の戦闘シーン。それらは単なる見せ場なだけではなく、作者…

『24』

と言うことで、代わりに借りてきたのが、「24」。面白い。話題になっていた頃はいつでも貸し出し中だったのでなかなか手が伸びなかったけど、未見だったのが悔やまれてならない。一言で言えばジェットコースターサスペンスでしかないけれど、テレビでリアル…

ビッグオーのビデオは、近所のレンタル屋にはないのが判明。どういうことだよ!まずすぎる。TSUTAYAまで行けと言う事か。そこまでプライドを捨てるわけにはいかん。なんとかならないものかと悶々と休日を過ごした。

冬の公園で風に吹かれながらベンチに座って話しをする。その状況だけでかなり映画だ。話す態度や言葉も自然と主人公のようになっていく。どんなにシリアスな話も冬の公園に影響されていく。状況の奴隷。その通り。それが俺のリアルだ。 今が冬で良かった。夏…

「牡丹と薔薇」どこまで行くんだ昼ドラ。最高だ。これを主婦だけのものにしておく手はない!「真珠婦人」の脚本家中嶋の意地を歓迎しよう。

ケンタッキーの新CMの長谷川理恵の笑顔はかなり嘘くさくて、背中に強烈に痛い。CanCanの時は素敵だったのに・・・。演出だとしたら大失敗だし、あれが地ならかなら怖い。石田純一とつきあっている時点でかなりあれだけれど、マラソンとか野菜だとの暴走っぷ…

新年の特番としてカトゥーンネットワークでやっていた「ビッグオー」全話放映を見ていたら、予約ミスで最終話だけ完全に抜け落ちていた・・・。どうなる??どうなるの??ここで終わるのだけは無しだよ。と三連休の初日からかなり落ち込んでいます。 エヴァ…

私が語る男の心情。ハードボイルドが似合わない。2DKサイズの男粋を大切にして生きていく男。 胸に沢山の人の形をした穴が開いているんだ。その穴は死んでいってしまった人や、さよならを言って別れてしまった人逹の記憶で、決して同じ形をしたものは一つも…

友人がHIVになってしまった少年。それをきっかけに生きる事を考え始める少年。それでも不器用で正直すぎて答えを見つける事ができない。

年明け以降ずっと暇。暇は人を駄目にするなと実感。貧乏性だと言われても良い。ずっと犬のように走り回るような状態でいたいな。 単に自己確認が仕事の質じゃなくて、量と気分になっているって事だとしてもね。

『分岐点』

凄い。太平洋戦争末期の中学生と俄将校・古参伍長逹の哀しい小説。 舞台は過去だけれど、ここにある問題と哀しさと虚無感は、現代にこそ深く考えさせられるモノだ。 理想に真摯だからこそ周囲から怪物のように浮いてしまう少年の起こした事件。一度掲げられ…

数十年ぶりに一人ですごす年末年始。以外とやる事はあるもので、ゆっくりと過ごせて良かった。と言うのはやせ我慢だ。寂しい瞬間はやっぱり寂しい。結局今年は初詣には行ってない。こういう事一つ一つが生活なんだよな。年の初めの泣き言です。もうこういう…

『王の眠る丘』

牧野修の初期作品。ずっと探していて偶然発見して即購入したわりにはなかなか読了できなかった。 手堅いと言う印象だ。『MOUSE』で初めて触れた感覚を期待していたのだけれど、その部分は裏切られたけれど、質の高いファンタジー、青春小説を読めた事は良か…

「カンパニーマン」

予想を気持ちよく裏切ってくれた佳作。「CUBE」の監督の作品と言う事で予告編を観て時には、近未来SF風味なデストピアものかと思っていた。実際にはスパイ映画で、しかもビジュアル重視の他にあまり似たもののないテイストの内容だった。 ルーシー・リューが…

「ゴッドファーザー」

十年ぶりくらいに改めてしっかりと観賞した。マーロン・ブランドやアル・パチーノの演技はもちろん、40年代アメリカのイタリア移民の生き方・イタリアンマフィアの世界を語るストーリーや、音楽も素晴らしいのだけれど、なによりもこの映画は画が素晴らしい…