2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「フォーン・ブース」

こういう短い掌編は良い。ストーリーの身の丈にあった緊張感と演出は、プロの仕事だ。 斬新な話ではないけれど、観ている間一切飽きさせない。ひねりのないストレートはサスペンスを確実に描ききっている。 同じくらいの長さのサスペンス劇場などのくそドラ…

『神は沈黙せず』

良いSFは、本を閉じる事を忘れさせいつまでも読んでいたいと思わせる。未知の世界や話を次々と展開していき、読者を強く引っ張っていく。別にSFに限らないが。 この本は傑作だ。今更ここで書く事でもないか。すでにSFが読みたい04で03のベストSF第三位の評価…

黒崎扇菜がお気に入り。

久しぶりに、古くからの友人と飮む。クルマが嬉しくて半分以上がクルマの話になってしまった。深く反省。つまらない男でした。まるでパチンコしか語る事ない、パチンコ・パチスロジャンキーです。地上で二番目につまらない人種になってしまいました。猛省し…

最近やたらと、小型のスーツケースをキャリーで引いている女性を目にする。流行ってるのか?誰か仕込んだのか? 別に全員が旅行に行くって風に見えないのに不思議だ。

 『カタコンベ』 神山裕右

後で

 『稀人』 小中千秋

後で

『生首に聞いてみろ』 法月綸太郎

新本格と呼ばれた作家の中で、唯一法月だけが好きだった。代表選手の綾辻の内輪にしか通用しないような閉じた空気の小説や、ただのミステリーマニアの延長でしかない作家もどきの新本格と言う名の小説もどきは時間つぶし以外の何ものでもなかった。そんな中…

「キャシャーン」

タツノコプロの傑作アニメの映画化。公開当時から賛否両論話題になった、紀里谷監督の作品。 妻の宇多田ヒカルのPVで見せた独特の世界観を発展させたビジュアル、フォトジェニックな俳優陣逹の演技。日本に限らず世界でも比較する映画がない独特な作品にしあ…

 「スター・ウォーズ トリロジー」

俺のスター・ウォーズ体験は小学生の時だった。今でも実家に帰ればパンフレットは残っている。 俺にとってスター・ウォーズはこの三作しかない。新しいエピソード1〜は別の映画だ。 ルークとハンとレイアの冒険活劇、ダースベーダー、ドロイドと皇帝そしてマ…

 「コヨーテ・アグリー」

こんな単純に夢見て、その夢が現実になる映画でいいのか?なんの障害もないし、欠点・コンプレックスを克服する努力の跡も無い。 観ている俺達にカタルシスを与える事なんてできるわけない。 主人公の女の子の普通っぷりの可愛さだけが救いだな。 こんなバー…

最近はクルマにばかりかまけていて、読書も映画もなかなか思うように時間を割けない。 ついでにクルマのブログが楽しくて、こっちの日記を書けないでいる。 しばらくは恋も娯楽もいらないな。 クルマが全てだ。ちなみにクルマと女性との深くてスケベなありき…

今日は気持ちよく酔っぱらいながらこの日記を書いているので、いつも以上に無責任に書いています。不思議な文章はそのせいです。ご笑覧ください。 コメントはいつでも大歓迎です。

『ブルータワー』 石田衣良

石田衣良の『池袋ウェストゲートパーク』シリーズは最高に好きだ。ついでにTVドラマシリーズも好きだ。小説の誠の冷めて熱い思いは、日本だけでなく海外のニューハードボイルドの中でも屈指のかっこよさだと思う。直木賞を受賞した『14』の台詞にも熱く涙を…

「パルコフィクション」

休日ぼんやりと見ているには最適な短編集映画。 ちょっとお洒落さんが好きな空気の短編が5本集まった、肩の力の抜けた作品だ。 強く残る所は無い。クスクス笑って、見終わって、それで終わりだ。 パルコが全面的に協力して、本物の店舗や看板を使用している…

「座頭市」 北野武

勝新太郎=座頭市だと言う呪縛を断ち切った、意欲作。 CGの処理には好き嫌いがあるだろうが、俺は楽しんで観賞できた。 定番のストーリーだけれど、だからこそ座頭市の神髄、時代劇の神髄を正面にすえ、今北野が時代劇を撮影するんだと言う想いがびしびしと…

『象られた力』 飛浩隆

感想は後ほど。 どちらも良い本。

『犯人に告ぐ』

秋の海。材木座へ一人でドライブ。失恋で海へ、などとベタな行動だが、海はいい。 静かに寄せて返す波をタバコを燻らせながら眺める。 止めたタバコを復活していて良かった。 曇り空、微かに青い水、足下まで寄せる波、砕ける白波、転がるゴミ、明るくはっき…

彼女の出て行った部屋は、がらんと広々として寂しい。 こんな時に、ドラえもんの幻の最終回を思い出すのは不謹慎なのかな? なんとか一人でやっているよ。一人で、歩く夜道。 一人で走るドライブ。夜の散歩道の途中、ロイホの窓から見えたカップルや家族の様…