2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「007 スカイフォール」★★★★☆

俺の中では007のベスト。大人のためのフィクションとしては完璧なできだ。 ダニエル・クレイグの007シリーズは本当に良くできている。 愛する女、育ての親の情、全てを失い最後の涙を流したボンドの後には、一巡してリブートされた007の世界が広がるってこと…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」★★★☆

こう来るわけか。 俺はあの船は好きじゃないけど、このグズグズな感じはエヴァなんだよな。 でももう哲学っぽいこととかグズグズはいらねーし、あの時代の気分は捨てていいから破で見せた、エンターテインメントに徹した映画を俺は観たい。

「ミッション:8ミニッツ」★★★

「ぼくのエリ」★★★★☆

静謐で静かなオリジナルの方が好きだ。どちらもどちらの良さがあるが、北欧の乾燥して痛い冷気の中で、交わっていく少年と少女の姿が哀しい。 プールでのシーンに現れているようなオリジナル版の演出センス、抑え具合の絶妙さが、観るものに静かに染みこんで…

「モールス」★★★

「猿の惑星 創世記」 ★★★

オリジナルの猿の惑星とはビジュアルとしては、かなり遠いものなのにどこか同じ手触りを感じる。 猿たちの名前などオリジナルへのリスペクトを感じ、新たな歴史を紡いでいく意識が伝わり、嬉しくなる。

「蜘蛛女」 ★★

小粒だけど、キリキリと締まって見応えのある佳作。 腐敗した警官役の若いゲイリー・オールドマンの熱い演技と蜘蛛女役の女優の怪演だけの映画だけど、見ている間の心地よさはなかなか良いと思う。エンディングの寂寥感は、きっちりと形造られた映画だからこ…