2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
38年ぶりにスクリーンで鑑賞。 あらすじは、要らないよね。 アバンタイトルのカジノ襲撃から、オープニングを経て、クラリス奪回までの流れの完璧な事!!緩急メリハリの効いた構成、静寂と騒音のカット割の完璧さ!ワクワクしてしんみりして手に汗握るこの…
横浜駅SF (カドカワBOOKS) 作者: 柞刈湯葉,田中達之 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/12/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 延々と工事が続く横浜駅から、無限増殖する姿が完成形だと言うアイデアを得て、本州が増殖する横浜駅…
大地の牙 満州国演義六 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/02/27 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る シリーズ全体の主役、歴史が大きくうねり、敷島四兄弟がそれぞれ変節していく巻。圧倒的な流れに対して、…
あらすじ:田舎町でしがない会計士をしている高機能自閉症の主人公クリフの、もう一つの顔は、マフィヤや裏の組織の会計を引き受け100%の命中率を誇る凄腕の殺し屋だった。そんな彼のもとにロボティクス大企業から財務調査依頼が舞い込んだ。 ベン・アフレッ…
www.youtube.com 有能なスパイのオペレータとしてCIAで内勤していたおばちゃんが、パートナーの復讐のために現場に出て活躍するスパイコメディ。 劇場で見逃したの失敗した!!と鑑賞中思ってたら、DVDスルー扱いだった。 何やってんだ、日本の配給会社は?…
www.youtube.com 今年に入ってなぜだかナチス関連の映画が続いた。「帰ってきたヒットラー」「ミケランジェロ・プロジェクト」でこの「黄金のアデーレ」だ。 読んでる本も船戸与一の『満州国演義シリーズ』でファシズム関連の作品が重なっている。別に意図し…
あらすじ:ドイツ陥落とともに自殺したはずのヒトラーが、突如現代に蘇った。周囲は本物だとは気付かず、完璧な物真似芸人だとテレビで一躍人気者になっていく。記事の見出しは、公式サイトからのコピー。映画のコアを表現している良いコピーだ。 怖い映画だ…
灰塵の暦: 満州国演義五 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/01/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 唯一心を許せる友を失った次郎の喪失感が、心に染みる。物語は、盧溝橋事件から南京占領へと日支全面戦争…
www.youtube.com 高校卒業を間近に控えたニューヨーク傍の島に住む女子高生が、ひょんなきっかけでネットの匿名動画投稿サイトで開催されるゲームに参加したところ‥ と言うようなあらすじ。 本当は美大に行きたいと、母子家庭の母には言えず、つるんで居る女…
あらすじ:第二次世界大戦末期、ナチスが略奪し秘匿した多数の芸術品を探しだし奪取するために、米軍に設立された学者や専門家たちの特別チームが活躍する。 ナチスに略奪された芸術品と言う点が「黄金のアデーレ」と似ているが、映画としてのテイストはまる…
「ドント・プリーズ」だとずっと勘違いしてた。 ホラーと紹介している人もいるが、恐怖映画と呼びたい。 始終恐怖感が半端なかったし、登場人物のうち主要な一人の人生の背景に心理的な恐怖を感じた。 ストーリーはとてもシンプルだ。 適当な逃げ道を準備し…
強烈な印象を残す映画だった。 N.Wレフン監督でしか創れない、個性の塊。間違いなく映画の快楽に満ちた作品だ。それも一級品の。 東海岸のファッションモデル業界での、裏の世界のドロドロ、みたいなあらすじは、どこかの映画サイトで確認してほしい。 この…
炎の回廊: 満州国演義四 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/12/23 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 二・二六事件や利権の鍔迫り合いなど内地での政変が、満州に更なる激流を産んでいく巻。「天皇は日本人が…
群狼の舞: 満州国演義三 (新潮文庫) 作者: 船戸与一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/09/27 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 『国家を創りあげるのは男の最高の浪漫だ』の台詞に全てが表われている一巻。浪漫は人を熱くさせ、狂わせ…