仕事ばかりの週末、福岡のホテルで一人で過ごす。
ドラッグの恐怖は、一度口に入れると実際に切れたのか、切れた事すらドラッグの幻想なのか判明しない事なんだなとぼんやりと思う。
永遠に消えない悪夢。
覚醒しているつもりでも、それすら薬の影響にあって、でもそうやって意識している自分もドラッグに影響されている、のを知っている自分自身は覚めているのだと思い込んでいる。いつまでも続くスパイラル。
ディックの『火星のタイムスリップ』や『パーマーエルドリッチの三つの聖痕』の凄さに改めて気が付く。
ちなみに違法、合法問わず、何もやっていません。
オランダでのマリファナ体験だけが、唯一のトリップ。