2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりに朝帰り。そんなに飮んでないのに、高揚した気分。 男二人で良く喋るよなと思う。 それにしても金曜深夜の渋谷人少なすぎ。 村上龍の「限りなく透明に近いブルー」って新宿の朝が明ける時の空の色の事なんだって知った時の事を思い出して、空を見上…

「早春スケッチブック」

いくらでも語る。仕事も無理矢理終えて、放送時間に間に合うように一日の全てを調整して、連日観ています。 20年前の当時、俺は16だったわけで主人公の鶴見慎吾の役と2歳しか違っていなかった。何も変わっていないなと思うと同時に、あの時気が付かなかった…

『ヘビイチゴ・サナトリウム』

伊坂の『アヒルと鴨のコインロッカー』の出版で、編集者の志と作品のクオリティの高さに期待の持てた東京創元ミステリーフロンティアの一冊。 作者は詩人で、東浩紀の奥さんらしいのだが、東の語る文学批評めいた論説には一切興味が無いし、彼のウェブを読ん…

早春スケッチブック

しつこいようですが、今日からです。もうこの事しか頭にありません。嘘です。 ここでは、誰も相手にしてくれませんが、「白い巨塔」「北の国から」「早春スケッチブック」の3本は、フジテレビが「ドラマのTBS」に対して真っ向から勝負した傑作中の傑作です。…

CQ

フランシス・フォード・コッポラの息子が撮ったおしゃれさんムービー。かと思ったらナイーブな青春映画。60代テイストと60年代から見た近未来キッチュを取り込んだ、映画青年の悩める恋と自我ってところ。ナイーブさには辟易としてる俺には、うざったい。セ…

ラストサムライ見てやろうと吉祥寺。なんで映画の日なんだよ。最終週のなのに立ち見だと。土日の映画の日はいらん。せっかく気合いいれてたってのに。どうしようもない。結局DVD買って、本買って散在だ。

栗本慎一郎

『幻想としての経済』『反文学論』を再読中。法社会学の授業を最近改めて意識する。経済人類学は俺の血肉だ。 柄谷行人『日本近代文学の起源』、蓮實重彦『表層批評宣言』と並んでいつだって重要な本だ。 最近ずっと考えている書く事、読む・読まれる事の助…

「牡丹と薔薇」

「お母さんと寝て、私とも寝るの」 典型のフォーマットを極めると、こんなにも凄いものになる。大河内菜々子は、前カノの顔を毎回思い出させて穩やかに見ていられないのが、最高。

占い師で、整体師、前職はメモリーのデザイン、現在はタクシー運転手で第二組合の青年委員長で闘士。青森から月の半分出稼ぎに来ている。 渋谷から家まで、外国人男性と日本人女性のカップルの話から始まって組合の闘いまで喋り通す。車中で二人して大声あげ…