『蜂起』

今の日本の閉塞感と解放のための物語。
なんだろうな。書き割りだ。(ちなみに最近の俺には、この書き割りって言う言い方が、最高のけなし言葉だ)つまらなくは無い。ちゃんと今を切り取ろうとしてるのも分かる。でも薄い。薄すぎる。
週間金曜日に連載されていたせいだとは思わない。ありがちな左臭い胡散臭さはここにはないけれど、中途半端な感じは否めない。厚いくせに、薄い本ってのは罪だし、無駄金のもとだ。