2010-09-04から1日間の記事一覧
ガチャガチャしすぎだよ。演出がこの作品のアクションにはあって無い。
凄いね。原作を読んだ後での、なおずしりと心に踏み込んでくる映画。色調を抑えた人工的な世界感の中でエッジを立てて際立つ、つるりとした人たちの表情。見慣れた日常と異質な質感が同居した、映画と言うフィクションだからこそ成立する存在感。小説では描…
なるほどね〜。ゲームも、基本はこの構造なわけか。でも謎の答えは?面白いかと聞かれれば、そこそことしか答えられない。セーラー服が血塗みれとか、男1の女4のハーレム青春の妄想とか好きな人は、まあ見れば良いんじゃないでしょうか。
賞をとった「叫びと祈り」は、良くできた作品。このトリックは気がつかない。しかも爽やかだ。
田中哲弥の短編集。全てが奇妙な味の物語。奇妙?奇形?奇抜?そんな感じ。駅に降りたら、そこは全面猿しかいない駅だった「猿駅」は特にお薦め。
トリック最後まで分かんなかった。不思議と癖になる文体だな。嫌いじゃない。
いつもどおりだけど、気持ち良いんだな〜。伊坂は好きだ。
暗黒中二病。ドロリとした手応えは、ダークな気分だが、どこか底音に爽やかと言うか無情な清らかさが流れている。歪んだ貴方にお薦め。
蜂だけの物語。でも、人生。擬人化が酷かったら酷評するつもりだったけど、ほど良いバランスで、読書中は蜂の気分。変わった本だよな。
ディックにしては良く纏まっている。その分ディックを読んだって満足感は薄い。でもこの頃の彼は、パルプSFとしての良作を書いてるんだよな。この時代があっての『ヴァリス』であるのは間違いないけど、まあ気軽に読める普通のパルプSF。
前半は秀逸。最後の失速が惜しいが、全篇に漲る力強さと意思は凄い。
本土の言葉しか話せない中国人がイギリスで個人的に調査をする、て設定だけでも大成功だ。作者は中国人ではないが、本土の空気や位置づけが良く描けていて面白い。
ノンフィクション風にまとめたゾンビと人間の全面戦争の物語。軍事、政治、大衆、マスコミ、虚構と記録、アメリカの田舎、世界の格差、差別などあらゆるものをゾンビと言う偶像を通して描き切っているのが凄い。