2004-01-01から1年間の記事一覧

 「うちの子にかぎって」

BSTBSで一挙放送されていた1stを見た。田村正和若い。子供逹も古い。たった十年とちょっとでテイストってこうも変わるものなんだな。吉祥寺が舞台で、見慣れた場所やすっかり見た目の変わった場所などが見ていて楽しい。 シナリオは、表現が古い部分や流行を…

 お買い物

生涯で一番高い買い物のつもりでクルマをかって一月半。 なんだかその買い物が二番目の高額商品なものになりそうだ。まさかこうも短期間に続けてリアリティーの無い金額の買い物をする事になりそうだとは・・・。我ながらびっくりだ。 買い物の行動を見てい…

アニメ ラーゼフォン

気になっていた。独特の戦闘シーンは美しい。でも世界系なんだよな。閉じてる世界で、ありもしない理想の学園生活の世界に憧れて閉じるなんて、情けなさ過ぎるし気色悪い。 世界は善意にも悪意にも満ちていて、理不尽で、理路整然としていなくて、汚くて、混…

マンションギャラリーと呼ばれるものに行ってきた。 良いな。欲しい。 一人暮らしになった今の状態には、もったいないくらいだ。明日の可能性を考えると狹いくらいだけれど、この近辺でこの内容に価格は捨てがたい。 クルマに引き続いて生涯で一二を争う高額…

 新選組!

溜まりに溜まったビデオを観た。 大政奉還から龍馬暗殺、薩摩の台頭までの幕末のどまん中の熱い季節の物語だ。 改めて三谷幸喜を褒めちぎりたい。安易に流れれば有名な幕末ヒーローを真ん中に置いて、ダイナミックな作劇も可能な所を、良い悪いの判断をつけ…

『藁の盾』

この設定はいかしている。日本中から命を狙われる極悪犯を守るSPの男の物語だ。 粗筋だけで久しぶりに痺れた。あっと言う間に読了してしまう力強いミステリーだ。謎解きなんて無い、スピードと力の心地良い小説だ。 出だしの主人公の生活には、共感以上のシ…

仲の良かった後輩の出産+新居のお祝いに昼からバーベキューパーティー。 昼から飮むシャンパンとビールの旨い事。しかも三階の屋上が回りに遮る物ない360度開放的な状態では、上機嫌になるなと言うほうがどうかしている。 それにしても素敵だったあの娘が、…

「フォーン・ブース」

こういう短い掌編は良い。ストーリーの身の丈にあった緊張感と演出は、プロの仕事だ。 斬新な話ではないけれど、観ている間一切飽きさせない。ひねりのないストレートはサスペンスを確実に描ききっている。 同じくらいの長さのサスペンス劇場などのくそドラ…

『神は沈黙せず』

良いSFは、本を閉じる事を忘れさせいつまでも読んでいたいと思わせる。未知の世界や話を次々と展開していき、読者を強く引っ張っていく。別にSFに限らないが。 この本は傑作だ。今更ここで書く事でもないか。すでにSFが読みたい04で03のベストSF第三位の評価…

黒崎扇菜がお気に入り。

久しぶりに、古くからの友人と飮む。クルマが嬉しくて半分以上がクルマの話になってしまった。深く反省。つまらない男でした。まるでパチンコしか語る事ない、パチンコ・パチスロジャンキーです。地上で二番目につまらない人種になってしまいました。猛省し…

最近やたらと、小型のスーツケースをキャリーで引いている女性を目にする。流行ってるのか?誰か仕込んだのか? 別に全員が旅行に行くって風に見えないのに不思議だ。

 『カタコンベ』 神山裕右

後で

 『稀人』 小中千秋

後で

『生首に聞いてみろ』 法月綸太郎

新本格と呼ばれた作家の中で、唯一法月だけが好きだった。代表選手の綾辻の内輪にしか通用しないような閉じた空気の小説や、ただのミステリーマニアの延長でしかない作家もどきの新本格と言う名の小説もどきは時間つぶし以外の何ものでもなかった。そんな中…

「キャシャーン」

タツノコプロの傑作アニメの映画化。公開当時から賛否両論話題になった、紀里谷監督の作品。 妻の宇多田ヒカルのPVで見せた独特の世界観を発展させたビジュアル、フォトジェニックな俳優陣逹の演技。日本に限らず世界でも比較する映画がない独特な作品にしあ…

 「スター・ウォーズ トリロジー」

俺のスター・ウォーズ体験は小学生の時だった。今でも実家に帰ればパンフレットは残っている。 俺にとってスター・ウォーズはこの三作しかない。新しいエピソード1〜は別の映画だ。 ルークとハンとレイアの冒険活劇、ダースベーダー、ドロイドと皇帝そしてマ…

 「コヨーテ・アグリー」

こんな単純に夢見て、その夢が現実になる映画でいいのか?なんの障害もないし、欠点・コンプレックスを克服する努力の跡も無い。 観ている俺達にカタルシスを与える事なんてできるわけない。 主人公の女の子の普通っぷりの可愛さだけが救いだな。 こんなバー…

最近はクルマにばかりかまけていて、読書も映画もなかなか思うように時間を割けない。 ついでにクルマのブログが楽しくて、こっちの日記を書けないでいる。 しばらくは恋も娯楽もいらないな。 クルマが全てだ。ちなみにクルマと女性との深くてスケベなありき…

今日は気持ちよく酔っぱらいながらこの日記を書いているので、いつも以上に無責任に書いています。不思議な文章はそのせいです。ご笑覧ください。 コメントはいつでも大歓迎です。

『ブルータワー』 石田衣良

石田衣良の『池袋ウェストゲートパーク』シリーズは最高に好きだ。ついでにTVドラマシリーズも好きだ。小説の誠の冷めて熱い思いは、日本だけでなく海外のニューハードボイルドの中でも屈指のかっこよさだと思う。直木賞を受賞した『14』の台詞にも熱く涙を…

「パルコフィクション」

休日ぼんやりと見ているには最適な短編集映画。 ちょっとお洒落さんが好きな空気の短編が5本集まった、肩の力の抜けた作品だ。 強く残る所は無い。クスクス笑って、見終わって、それで終わりだ。 パルコが全面的に協力して、本物の店舗や看板を使用している…

「座頭市」 北野武

勝新太郎=座頭市だと言う呪縛を断ち切った、意欲作。 CGの処理には好き嫌いがあるだろうが、俺は楽しんで観賞できた。 定番のストーリーだけれど、だからこそ座頭市の神髄、時代劇の神髄を正面にすえ、今北野が時代劇を撮影するんだと言う想いがびしびしと…

『象られた力』 飛浩隆

感想は後ほど。 どちらも良い本。

『犯人に告ぐ』

秋の海。材木座へ一人でドライブ。失恋で海へ、などとベタな行動だが、海はいい。 静かに寄せて返す波をタバコを燻らせながら眺める。 止めたタバコを復活していて良かった。 曇り空、微かに青い水、足下まで寄せる波、砕ける白波、転がるゴミ、明るくはっき…

彼女の出て行った部屋は、がらんと広々として寂しい。 こんな時に、ドラえもんの幻の最終回を思い出すのは不謹慎なのかな? なんとか一人でやっているよ。一人で、歩く夜道。 一人で走るドライブ。夜の散歩道の途中、ロイホの窓から見えたカップルや家族の様…

『キマイラの新しい城』 殊能将之

ハサミ男のインパクトを期待し続けて新作を追いかけているが、彼の方向は別のもののようで、なかなか期待を超えて楽しませてくれる作品に出会えない。この作品も750年前のフランスでの殺人事件の謎を現代の千葉の古城の中で解明する、と言う設定だけ見ればか…

『西条秀樹のおかげです』森奈津子

表題作は、人類滅亡ものの最強にして最狂作だ。馬鹿すぎる。高笑いするほどのユーモアじゃないけど、このおかしみは心地良いな。エロと馬鹿の融合。哀愁すら感じるアブノな嗜好。万人にお奨めだ。ヤングマン最高!小学生の修学旅行で行った京都の旅館で全校…

いよいよ明日納車。 長い三ヶ月だった。結婚式当日を待つよりもワクワクするもんだと言っている人がいたが、その時の事を覚えていないので、比較しようがない。彼女と始めてホテルに行くかも知れないデートの前日のような高揚感と、もしかしてかなり恥ずかし…